
Photo : Yutaka Suzuki/Kioi Hall |
1945年ドレスデン生。
6歳よりピアノを始め、のちにモスクワ音楽院でバシキーロフとオボーリンに師事。チャイコフスキー国際コンクール入賞とモントリオール国際ピアノコンクール入賞はドイツ人初。
これまでに、ドレスデン、ザルツブルク、エディンバラ、ハリウッド・ボウルなどの主要な国際音楽祭に出演、また、ベルリン・フィルやニューヨーク・フィルなど世界中の主要オーケストラにたびたび客演し、デュトワ、ヘンヒェン、ハイティンク、ハーディング、キタエンコ、コンドラシン、クルト・ザンデルリンク、ホルスト・シュタイン、テンシュテット、スウィトナー、テミルカーノフら著名な指揮者と共演している。とくにクルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とは密接な関係をもち、国外演奏旅行で同行ソリストとして200回以上共演している。また、マズアの招聘により、ニューヨーク・フィルの150年祝賀公演に出演した。2005年ドレスデン音楽祭では、紀尾井シンフォニエッタ東京とともにベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲を演奏し絶賛を博した。
また、EMI、ドイツ・シャルプラッテンなどでピアノ・ソロや室内楽を録音しており、同世代を代表するピアニスト、レーゼルの広範なレパートリーの集大成となっている。
2007年4月には日本で30年ぶりとなるリサイタルを紀尾井ホールで行い、その高い芸術性が再発見され、驚嘆と賞賛を集めて話題となった。2008年からは、紀尾井ホール・キングレコード共同でベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏のプロジェクト「ベートーヴェンの真影」を行い、これを契機に、ドイツとスイスでも同様のプロジェクトを行い、その虚飾のない演奏が絶賛を集めている。